縁奏奉納地の千載記集

縁奏会で訪れた土地の歴史や神仏を琵琶で唄う

2016年に長野県白鳥社で「山科千載記」の終盤に登場する疏水を千曲川に、川の名前のみを変更して奉納したことがありましたが、その時から、違う土地で「山科千載記」を唄うことに、少し違和感をおぼえておりました。

2018年10月に 長岡京の高齢者施設へ、景心流詩吟のボランティアで訪れた際、琵琶演奏も依頼され、その時初めて、その土地の歴史や社寺などを詠み込んだ「長岡千歳記」を作ってご披露しました。地元の方々に大変喜んでいただけたことが学びとなり、以降、その秋には大原宝泉院、翌2019年1月には八坂神社、白雲神社、2月亀岡、6月勧修寺、8月坂本最乗院、10月嵯峨野二尊院、11月大原野、逢阪月心寺、奈良香具山と、立て続けに各土地にまつわる千載記創作と奉納の機会を得てこれました。

琵琶は盲目の法師らによって地鎮の神器として奏されていたこともある楽器です。ゆえに歴史的な背景を讃え、神世も有史も織り混ぜて土地に生きた人物の面影を感じ尊ぶ思いを詩に託し、琵琶で歌えれば本望です。これからもご縁をいただいた土地に相応しい千載記を創作、奉納していきたいと思っています。

四ノ宮琵琶 せせらき四音 拝

20181120長岡千載記 20181124大原千載記 20190114八坂千載記 20190127白雲千載記 20190202亀岡千載記 20190609s勧修寺千載記 20190819坂本千載記 20191011嵯峨小倉千載記 20191102大原野千載記 20191104香具山千載記