音霊杓子

2019年1月19日(土) びわサークル音霊杓子「撥会はじめ」活動報告

2019年1月19日(土)

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13:00〜 は2018年秋の宝泉院ライトアップで琵琶と声明をご覧頂き興味を持っていただいた田口様、小山様2名に四ノ宮琵琶のご説明と琵琶体験を楽しんでいただき ました。たった30分ほどで、越天楽の最後の行の譜面をその通りに鳴らせる成果、お二人が撥さばきに慣れていらっしゃるのに、びっくりしました。

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そ の後14時以降も会のメンバーと一緒に、昨年度の課題曲「雨夜尊〜あまよのみこと〜」をおさらいし、今年の課題曲である「諸羽の月〜もろはのつき〜」を皆 で初めて弾いてみました。これらの2曲は琵琶弾き語り紙芝居「四ノ宮物語〜しのみやものがたり〜」の挿入曲ですが「諸羽の月」はまだ譜面におこしたことが なかったのを、本年度練習用に書き下ろしました。この日の出席者、青木さん、真鍋さん、中川さん、小松さん、そして小谷に混じって、見学者のお二人も見 事、この曲の撥合わせに参加され、とても楽しい雰囲気であっという間に時間が過ぎました。

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16 時過ぎからは、各自の今年の課題を確認し合いました。本日ご欠席の進藤さんよりラインにてお寄せいただいていた抱負「楽琵琶で培った演奏方法を極めたい、 さらに四ノ宮琵琶の奏法の違いに奥行きを見出してハーモニーを奏でていければ」をまずご紹介し、その後、真鍋さんが今年取り組まれる、筑前四弦曲「蝉丸〜 せみまる〜」を披露されました。中川さんは、越殿楽の篳篥パートのメロディを琵琶で弾きつつ、自作の唄も琵琶伴奏にのせて弾き語る主旨を説明のあと実演さ れました。続いて青木さんは「一番始めに聞いた四ノ宮琵琶の曲「悲しの宮(揚真操に和歌)のメロディに挑戦したい」と今年の目標を述べられ、小松さんは 「今年こそ自作の紙芝居を作って演じたい」との抱負を語られました。

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最 後に小谷の抱負「せっかく宝泉院にて教えていただける基調な天台声明の調べの数々を、琵琶で弾けるようにマスターし、いつでもどんなときにも即興で和歌な どに載せて歌えるようになりたい」と熱く語り、最後にご見学の方もご覧になった宝泉院での「十法念仏」の声明と琵琶伴奏を少し実演でご紹介しました。中川 さんから、琵琶の譜面について質問があり、十方念仏用に書き下ろした実物をご覧いただきました。  (文責 小谷四音 〜せせらきしのん〜 )

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