ゴールデンウィークと秋に行われる宝泉院のライトアップイベントです。
平家琵琶の発祥は楽琵琶と天台声明との出会い。
平曲が生まれる前に既に天台宗の目の見えないお坊様たちが、
声明を唱えながら琵琶を弾いておられたといいます。
四ノ宮の琵琶伝説にとって、とてつもなく大切な出会い…
声明の聖なる場所である大原魚山、勝林院が属する宝泉院で、
「對揚」「衆罪加陀」「大原千載記」を唱えます。
2月9に「ペチカ」や「雪やこんこ」など冬の歌を単音『メロディー弾き』したのに続き、3月9日の音霊杓子では、『コード弾き』に挑戦しました。
まずは、1月のおさらいとして、アンパンマンのサビの部分を単音メロディで、各自順番に奏でてみました。次に、2音もしくは3音の和音コード弾きをゆっくり試してみました。押さえにくいカ所もあり、なかなか難しかったですが、何度もひいていると、後半にはだいぶんらくに鳴らせるようになりました。最後は、中川美音と小谷昌代でメロディと伴奏をそれぞれ担当し、一緒に弾いてみました。
小さな琵琶はレファラレ、大きめの琵琶はラドミラで合わせたので、少し不安定な音階になってしまいましたが、挑戦課題としては楽しく実践できました。
今年の課題は「琵琶での合奏」なので、課題曲の「諸羽の月」をはじめ、これらの曲も「3部合奏くらいできればいいなあ」と考えています。