琵琶の胴面を工具で彫り出します。「手づくりで挑戦!琵琶試作品 2」

seisaku_kurinuki2seisaku_kurinuki1 ジグソーで鉛筆線にそってナシ型を切り出し、端から1.7mmのフチを残してトリマーで深さ1cm、幅5mm程のミゾを作っていきます。その内側をディスクグラインダーやノミを使って削っていきます。ディスクグラインダーを使う場合はサンドペーパーで削るため、基本的にノミを使わずに仕上げしていきます。手彫りのノミを使う場合はトリマーで適当に溝を入れておき、そこからノミを当てて木片を落としていきます。

1cmの深さからさらに丸みを帯びた深さの底面に仕上げて行き、細くなっている先端から16cmほどのところから5mm程度の深さへ少しずつ浅く仕上げていきます。細い先端から9cmほどは接着面として削らず、鶴首を差し込む切り込みがを後で彫ります。