国宝浪漫の祇王寺・滝口寺の特集に際し、琵琶持参で、平家物語や滝口入道と横笛のお話を紹介するお手伝いをしてきました。雨にしとしと濡れた祇王寺の苔庭は、大変美しく、そんな中、平家の皆様方ゆかりの場所で琵琶が弾けたこと、誠に有り難いお手伝いとなりました。
下記日程で放映され、映像・構成ともに、大変美しい番組でございました。そんな番組に出演できましたこと、生涯の誉れとして更に精進を重ねたいと思います。
K B S 京都 8月8日 月曜 夜10時〜(8月22日 月曜 夜10時 再放送)
B S 11 8月11日 木曜祝日 夜10時〜
資料としてDVDを録画させていただいています。ご興味のある方はお声掛けくだされば、無償で貸出可能です。
手彫りとグラインダーを使ってあああ
ジグソーで鉛筆線にそってナシ型を切り出し、端から1.7mmのフチを残してトリマーで深さ1cm、幅5mm程のミゾを作っていきます。その内側をディスクグラインダーやノミを使って削っていきます。ディスクグラインダーを使う場合はサンドペーパーで削るため、基本的にノミを使わずに仕上げしていきます。手彫りのノミを使う場合はトリマーで適当に溝を入れておき、そこからノミを当てて木片を落としていきます。
この年末年始、昨年仕入れていた古い碁盤などの古材を、西大路五条の三加和木材さんで琵琶の胴部分を作る板を製材してもらっていました。今回は大人用琵琶の80%の縮尺でかたどりし胴部分長さ約45cm、幅26cmの子供用の琵琶を試作してみます。
4月5日に仰木の製材所「伊藤源」さんで製材してくださった際「雑木の樹皮はとても甘いので虫がつきやすく、皮剥きという専用の道具と木槌で、早めにはがしておいたほうがいい」とのアドバイスをいただきました。早速、6日(日)に東寺のがらくた市へ出かけ、古道具の木槌と皮剥きを手に入れました。その週の4月11,18日の(土)に早速使ってみることとしました。
2014年4月5日、この日はNPO法人「みささぎの森」さんで伐採し、保管してくださっていたクヌギの原木を引き取りに行き、キャラバンの荷台に積んで、滋賀県大津の仰木まで2往復。
当初、修復工事にとりかかる際、そのご神体に遷座いただくため、近隣の鎮守である諸羽神社中山宮