三本ある楠の一番西側の枝が、隣の住宅の屋根に伸びすぎていましたので、三井寺に出入りされているフォレストセイバーさんに依頼して、危険な部分を伐採してもらいました。当初、この場所には重機が入れず、大木の手入れが難しいと思われたのですが、このフォレストセイバーさんは、三井寺の広い境内のなか、山の斜面に森のようになったところでも、ものともせず、身一つで木々に登り、木の特性をよく知ったうえで、適切に枝を払うという、伐採職人のエキスパートさんなのです。お二人で来られ、一人は、みるみるハシゴから幹、そして梢近くへ登っていかれました。もう一人は重りのついたロープを手元でしっかりと引っぱって持っておられ、二人で呼吸をあわせて、手際よく木を切って行かれ、ずいぶんとスッキリ安全になりました。